乳児用液体ミルク。
この春、ニュースでも多く取り上げられ
聞いたことがある!
気になっていた!
早速使ってみた!
なんて方も多いのではないでしょうか。

【最新情報】離乳食の決まりが変わったって知ってる?!
(授乳・離乳の支援ガイド 2019年改訂版)
前回お話した授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)にも
新たに【乳児用液体ミルクについて】の記載が追加されています。

▲(授乳・離乳の支援ガイド 2019年改訂版)より
赤ちゃんに飲ませるものなので第一に安全性は気になるところ。
2018年8月8日、
食品衛生法の乳等省令・特別用途食品制度において、液体ミルクのための基準が定められました。粉ミルクと同様に細かな基準が定められていて、この基準を満たした商品が販売されているため
粉ミルクと比較して劣る、ということはないと考えられます。
また【常温保存OK】というのも気になるポイントですが、
規格基準では、常温で流通し長期保存が可能な製品であることが求められ、製造・保存・原材料・容器包装での基準が定められています。
この春、ニュースでも多く取り上げられ
聞いたことがある!
気になっていた!
早速使ってみた!
なんて方も多いのではないでしょうか。

【最新情報】離乳食の決まりが変わったって知ってる?!
(授乳・離乳の支援ガイド 2019年改訂版)
前回お話した授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)にも
新たに【乳児用液体ミルクについて】の記載が追加されています。

▲(授乳・離乳の支援ガイド 2019年改訂版)より
赤ちゃんに飲ませるものなので第一に安全性は気になるところ。
2018年8月8日、
食品衛生法の乳等省令・特別用途食品制度において、液体ミルクのための基準が定められました。粉ミルクと同様に細かな基準が定められていて、この基準を満たした商品が販売されているため
粉ミルクと比較して劣る、ということはないと考えられます。
また【常温保存OK】というのも気になるポイントですが、
規格基準では、常温で流通し長期保存が可能な製品であることが求められ、製造・保存・原材料・容器包装での基準が定められています。
金属缶、レトルトパウチ、紙パックでの
保存期間中の微生物が【陰性】であるデータも示されています。(p95~)
▲▼平成30年6月15日開催 薬事・食品衛生審議会 食品衛生分科会
さらには、製造直後の栄養素含有量を100%とした際の各容器での時間経過に伴う栄養素の増減も示され、どれも特別用途食品の基準の範囲内であることが示されています。
多くが100%でした!!(p87~)
さて、ちょっぴり難しく書いてしまいましたが、
今回は私が考える
≪乳児液体ミルクの育児への取り入れ方≫についてまとめてみました。
≪乳児液体ミルクの育児への取り入れ方≫
①ママ以外でも授乳が可能!もっとカンタンに。❝シェア育児❞を広げよう
②夜間・お出かけに便利!❝賢い使い分け❞を考えよう
③備蓄は大丈夫?赤ちゃんと暮らす❝災害時の備え❞について考えよう
①ママ以外でも授乳が可能!もっとカンタンに。❝シェア育児❞を広げよう

ちょうど1年前、私が友だちの結婚式に行くため、はじめて1日の外出をする数日前のこと。
イクメンソウヤが一生懸命ミルクをあげる練習をしています。
【イクメン】、【ワンオペ育児】という言葉が存在し、
なぜ女性ばかりが…もっと夫婦が協力するべきだ!!
な~んて意見すらも当たり前?今さら?という印象がありますが。
そもそも「私が頑張らなきゃ!!」と張り切るママが多いのではないでしょうか。
私もその一人かもしれません。
もっと、育児の悩みも大変さも、みんなで【シェア】できるようになったらいいなと思います。
「授乳をする」という、子育てには欠かせない幸せな時間を
パパとももっと共有してみてもいいかもしれません。
粉ミルクの場合、普段から作り慣れていないと
どの位入れるの?お湯の温度は?湯冷ましって何??
不安に感じるかもしれません。(慣れればよいって話なのですが)
その点、液体ミルクは調乳不要なので、授乳になれていないパパにとってはハードルが下がりますね。
説明も簡単なので、その点でもママが楽チンです。
②夜間・お出かけに便利!❝賢い使い分け❞を考えよう

荷物いっぱいのイメージ写真を探していたらこれが目に留まった。
タイトル:スカイツリーのふもとでベビーカーの記念写真。
子どもが出来て本当に荷物が増えました。
少しでもコンパクトにしたいと思うところです。
そしてお出かけ場所には【授乳室】があるかどうかのチェックも欠かせません。
ミルクの方は【荷物の軽量化】として
母乳の方もいざというときの【お守り】として
【状況に応じて液体ミルクを選び】、カバンに入れておくのは賢い方法かもしれません。
また、夜間の授乳にも液体ミルクの出番がありそうです。
ミルクの方は【時間短縮】として(夜中の調乳はなかなかハードです)
母乳の方は【シェア育児】として(今日はママが寝る日、があっても良いですよね)
これまた、【日中との使い分け】をしてみるのもいい方法かもしれません。
③備蓄は大丈夫?赤ちゃんと暮らす❝災害時の備え❞について考えよう

僕、もう1歳3か月。早く液体ミルクに出会いたかったな~。
まだまだミルク大好き少年。一緒に味見をしてみたら気に入ったようでゴクゴク飲んでいました。
うん、とっても美味しかった!!※飲み方は間違っています。直接飲むものではありません。
日本での乳児用液体ミルク解禁のきっかけとなったのは、2016年熊本地震で*フィンランドの企業から提供された乳児用液体ミルクの存在でした。
*育児先進国である北欧では液体ミルクの利用者は多く、スウェーデンでは粉ミルクと液体ミルクはほぼ半々、フィンランドでは液体ミルクが9割以上だとか。
災害時は最低3日間の備蓄が必要といわれています。
赤ちゃんと一緒の生活、災害時の備蓄は十分??
ここでも選択の1つとして液体ミルクを選んでも良いかもしれません。
バックの中に全て…だとかさばってしまうので、粉ミルクとの併用が良いかも。
もしくは、3日分は液体ミルクにしてその後は粉ミルク…などと備蓄しておく。
僕の場合は、パックの麦茶やジュース、離乳食を入れています。
もちろんおむつやおしりふき、着替えも必要ですね。
そして定期的な賞味期限やサイズの【見直し】も忘れずに。
時の流れと子どもの成長はものすごく早いので!!
以上。
乳幼児食指導士が考える<液体ミルクの育児への取り入れ方>をまとめました。
母乳か粉ミルクの2択だったのが、3択に。
授乳育児の選択の幅が広がりはとっても嬉しいことです。
きっと数年後(もっと早いかも・・・)には、多くの種類が流通し、
日本でも乳児用液体ミルクの選択が当たりまえになる日が来るのではないかと思っています。
保存期間中の微生物が【陰性】であるデータも示されています。(p95~)
▲▼平成30年6月15日開催 薬事・食品衛生審議会 食品衛生分科会
さらには、製造直後の栄養素含有量を100%とした際の各容器での時間経過に伴う栄養素の増減も示され、どれも特別用途食品の基準の範囲内であることが示されています。
多くが100%でした!!(p87~)
さて、ちょっぴり難しく書いてしまいましたが、
今回は私が考える
≪乳児液体ミルクの育児への取り入れ方≫についてまとめてみました。
≪乳児液体ミルクの育児への取り入れ方≫
①ママ以外でも授乳が可能!もっとカンタンに。❝シェア育児❞を広げよう
②夜間・お出かけに便利!❝賢い使い分け❞を考えよう
③備蓄は大丈夫?赤ちゃんと暮らす❝災害時の備え❞について考えよう
①ママ以外でも授乳が可能!もっとカンタンに。❝シェア育児❞を広げよう

ちょうど1年前、私が友だちの結婚式に行くため、はじめて1日の外出をする数日前のこと。
イクメンソウヤが一生懸命ミルクをあげる練習をしています。
【イクメン】、【ワンオペ育児】という言葉が存在し、
なぜ女性ばかりが…もっと夫婦が協力するべきだ!!
な~んて意見すらも当たり前?今さら?という印象がありますが。
そもそも「私が頑張らなきゃ!!」と張り切るママが多いのではないでしょうか。
私もその一人かもしれません。
もっと、育児の悩みも大変さも、みんなで【シェア】できるようになったらいいなと思います。
「授乳をする」という、子育てには欠かせない幸せな時間を
パパとももっと共有してみてもいいかもしれません。
粉ミルクの場合、普段から作り慣れていないと
どの位入れるの?お湯の温度は?湯冷ましって何??
不安に感じるかもしれません。(慣れればよいって話なのですが)
その点、液体ミルクは調乳不要なので、授乳になれていないパパにとってはハードルが下がりますね。
説明も簡単なので、その点でもママが楽チンです。
②夜間・お出かけに便利!❝賢い使い分け❞を考えよう

荷物いっぱいのイメージ写真を探していたらこれが目に留まった。
タイトル:スカイツリーのふもとでベビーカーの記念写真。
子どもが出来て本当に荷物が増えました。
少しでもコンパクトにしたいと思うところです。
そしてお出かけ場所には【授乳室】があるかどうかのチェックも欠かせません。
ミルクの方は【荷物の軽量化】として
母乳の方もいざというときの【お守り】として
【状況に応じて液体ミルクを選び】、カバンに入れておくのは賢い方法かもしれません。
また、夜間の授乳にも液体ミルクの出番がありそうです。
ミルクの方は【時間短縮】として(夜中の調乳はなかなかハードです)
母乳の方は【シェア育児】として(今日はママが寝る日、があっても良いですよね)
これまた、【日中との使い分け】をしてみるのもいい方法かもしれません。
③備蓄は大丈夫?赤ちゃんと暮らす❝災害時の備え❞について考えよう

僕、もう1歳3か月。早く液体ミルクに出会いたかったな~。
まだまだミルク大好き少年。一緒に味見をしてみたら気に入ったようでゴクゴク飲んでいました。
うん、とっても美味しかった!!※飲み方は間違っています。直接飲むものではありません。
日本での乳児用液体ミルク解禁のきっかけとなったのは、2016年熊本地震で*フィンランドの企業から提供された乳児用液体ミルクの存在でした。
*育児先進国である北欧では液体ミルクの利用者は多く、スウェーデンでは粉ミルクと液体ミルクはほぼ半々、フィンランドでは液体ミルクが9割以上だとか。
災害時は最低3日間の備蓄が必要といわれています。
赤ちゃんと一緒の生活、災害時の備蓄は十分??
ここでも選択の1つとして液体ミルクを選んでも良いかもしれません。
バックの中に全て…だとかさばってしまうので、粉ミルクとの併用が良いかも。
もしくは、3日分は液体ミルクにしてその後は粉ミルク…などと備蓄しておく。
僕の場合は、パックの麦茶やジュース、離乳食を入れています。
もちろんおむつやおしりふき、着替えも必要ですね。
そして定期的な賞味期限やサイズの【見直し】も忘れずに。
時の流れと子どもの成長はものすごく早いので!!
以上。
乳幼児食指導士が考える<液体ミルクの育児への取り入れ方>をまとめました。
母乳か粉ミルクの2択だったのが、3択に。
授乳育児の選択の幅が広がりはとっても嬉しいことです。
きっと数年後(もっと早いかも・・・)には、多くの種類が流通し、
日本でも乳児用液体ミルクの選択が当たりまえになる日が来るのではないかと思っています。
管理栄養士
乳幼児食指導士(幼児食アドバイザー)
妊産婦食アドバイザー
乳幼児食指導士(幼児食アドバイザー)
妊産婦食アドバイザー
藤原朋未 

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幼児食アドバイザー(乳幼児食指導士)/妊産婦食アドバイザー
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