卵は中までしっかりと加熱すること。
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離乳食時期では卵をスタートさせるとき、
「アレルギー」と「食中毒」、2つの観点から"しっかり加熱”することが大前提ですよね。


では・・・
生卵や半熟卵はいつから食べていいのでしょうか?
何歳になったら食べさせていいのでしょうか??


明確な決まりがない「いつから」について、
私自身が息子に与えるタイミングに悩んでしまったので、整理してみました。

※この記事は卵に関する食中毒についてのみまとめています。
卵アレルギーのお子さんは医師の診断に従って進めるようにしてくださいね。



卵かけごはん (1)
卵かけごはん。美味しいですよね~。
半熟の目玉焼きも大好き。
丼ぶりに温泉卵がのっているだけでテンションが上がります。
どれもトロトロな黄身がたまらんのだわ。

あぁ~。早く僕とも一緒に半熟卵が食べたいなぁ。



息子(2歳9か月)
今まで生卵や半熟卵を食べたのは数える程度です。

・外食時に、私が食べていたもの
(温玉ぶっかけうどん・半熟目玉焼きがのったガパオライス…)を欲しがった時
・親戚の家で出てきた納豆が生卵入りだった時
s_ネバネバ納豆丼 (2)
どちらも2歳を過ぎたころだったかな。
「食べたい!」「ちょうだい!」と自分の意志がはっきり伝えられるようになった頃、
納豆好きの僕にとって、目の前に出てきた大好物の納豆を食べさせないという選択肢はなかったな…。
まぁ大丈夫でしょう。。
ということで、食べさせました。


家では離乳食のころのように慎重にはしていませんがまだ基本的に卵を使う料理はしっかり加熱です。
大人が半熟で食べたいときは大人分を先に取り出してから子ども用はさらに加熱…といった感じです。


やはり、保育園での大量調理時に卵の扱いは【汚染物】としていたことが
今でも染みついているのかもしれません。
そう、肉・魚と同様に卵は汚染物。。
卵を扱う時はエプロンを変えて手袋をして、調理後の調理台やシンクは消毒、もちろん手洗いも必須でした。


モトコサンなぜ・・・?

コドモ:G卵はサルモネラ菌による食中毒の危険性があるからです。

モトコサン
サルモネラって何?

コドモ:Gサルモネラは動物の腸や河川・下水道などの自然界に広く生息する細菌です。


【原因となる食品】
・加熱不足の卵や肉(レバー)などを食べた場合
(生卵・オムレツ・洋生菓子・牛たたき など)
・汚染された調理器具や手指を介して、二次的に汚染された食品を食べた場合
(生の肉に使った包丁やまな板でサラダ等を調理するなど)
・害虫やペットを介して、二次的に汚染された食品を食べた場合


【症状】
食後6~48時間で、おう吐、腹痛、下痢、発熱などを起こします。
やや高い熱が出るのが特徴の1つです。


農林水産省HPには下記のような注意喚起があります▼
乳幼児や高齢者は、症状が重くなることがあります。
特に、2才以下の乳幼児や高齢者、妊娠中の女性、免疫機能が低下している人は、
生卵を避け、できる限り十分加熱した卵料理を食べるようにしましょう。


いつから、の答えが出てきましたね。
2歳以下ということなので、公的な目安は3歳以降ということになります。

保育園でも0.1.2歳児さんは【乳児クラス】と呼ばれているように
※法律上では1歳未満を乳児といいます。
まだまだ赤ちゃん感の残る乳児期。
心も体も成長・発達が著しい時期ですが、食事を自分で選ぶことはできません。
私たち大人が判断してあげましょう。


さて、3歳以降はOKとするとしても…内臓機能は大人と同じではありません。
2歳11か月はダメで3歳になったとたんに卵かけごはん解禁!!🙌というわけでもありませんよね。
内臓機能や免疫機能の発達の観点から、生卵をはじめ生ものは4~5歳以降からとする考えもあります。


年齢だけではなく
【卵の状態】を確認してから与えるかどうか判断しましょう。

これは卵以外のすべての食品に当てはまるのですが(お刺身とかね。)
家庭での衛生管理は大前提として…卵の扱いをまとめてみます。

▼<おうち調理の衛生管理についてはこちらをチェックしてみてください>



【チェック項目】

⚫︎購入後はすぐに冷蔵庫に入れること
(常温で販売されているのは結露による傷みを防ぐためだとか。)

⚫︎賞味期限内であること
※ただし、保存状態によって品質は低下していきます。
子どもに限らず、生や半熟で食べる場合は購入後すぐのものを使用しましょう。
新鮮な卵は黄身がこんもりと盛り上がって白身は薄く広がらずに形を保っているはず。
色が悪いな、黄身がへたってる?
たとえ賞味期限内であっても、割ってみて違和感を感じたら、潔く加熱調理に切り替える(もしくは破棄する)のもひとつ。

⚫︎殻に土やふんなどの汚れがついていないか・ヒビが入っていないか

⚫︎食べる直前に割り、すぐに食べること
※2時間以上の放置は厳禁です。
だらだら食いや、みんなでわいわい食べていたら2時間なんてあっという間ですよね…。

⚫︎卵を触ったら手を洗うこと

⚫︎こどもが元気であること
意外に見落としがちかも?!
体調が悪いと症状が強く出てしまう可能性があります。病み上がりも避けてあげましょう。

⚫︎外食・中食
製造過程できちんと管理されているかどうか…なので、消費者として見極めるのは難しいですね。
・購入後すぐに食べる(長時間放置しない)
・特にテイクアウトの場合は非加熱の卵料理は避ける(特に夏場)
・体調等に不安がある場合は避ける
これらをチェックしてみてください。




いかがでしたでしょうか?

まもなく3歳の僕、卵かけごはんデビューはもう少し先になりそうです。
絶対食べなきゃいけない、ことではないので
【出会ったとき】に年齢や体調、そして卵の状態を確認してチャレンジさせようと思います。



乳幼児食指導士/妊産婦食アドバイザー 
管理栄養士 
藤原朋未 
コドモ:G 


参考:
農林水産省
卵による食中毒に注意しましょう!


東京都福祉保健局
食品衛生の窓 サルモネラ属菌


関連サイト

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【管理栄養士によるレシピ開発・フードコーディネート】

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管理栄養士 藤原朋未