今日は、離乳食スタートの時期について。
5~6か月ごろって、約2か月も期間があります。
モトコサンいったい【いつ】がよいのでしょうか・・・。


2019年に改訂されました【授乳・離乳の支援ガイド】に関して
令和元年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「『授乳・離乳の支援ガイド』の普及啓発に関する調査研究」より
ぜひ、こちらは一般向けに分かりやすくまとめられているのでご覧ください。


このガイドには、スタートの目安はこのように書かれています。
▼一部抜粋します。▼
赤ちゃんの発達には個人差があるため、まずは赤ちゃんの様子をしっかり観察しましょう。
5~6か月頃になって、以下のような様子が見られたらはじめ時です。
赤ちゃんのご機嫌がよく、ママにも時間にゆとりがある時にスタートしましょう。

  • ・首のすわりがしっかりしている
    ・5秒くらい座れる

    ・大人の食べているものに興味を示す
    ・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる




コドモ:G補足しますね。
≪食べられる身体ができているか≫
  • ・首のすわりがしっかりしている
    首はすわっていますか?
    首を支えなくても抱っこは安定していますか?

    ・5秒くらい座れる
    支えてあげて座らせてみて、
    5秒程度ならぐらぐらせずに座っていられますか?

    「5秒座れる」のワードだけ切り取ると
    モトコサン一人で座っていられないといけないの?と思う方もいるかも。
    5秒だけ座れたとしても、まだまだ支えが必要な時期です。

    要は、自分の体を支える軸ができているか?がスタートするチェックポイント。
    ごっくんするためには、体を起こして口を開け、唇で食べものを取り込んで飲み込む必要があります。
    自分の体が支えられない状態ならば、まだスタートするには早いかも。

    もう一つ、チェックの方法があります。
    寝返りできますか?
    IMG_0341
    この寝返りも、自分の体を支える軸ができているかどうか、のチェックポイントです。
    もちろん、個人差がありますので3か月で寝返る子もいれば、6か月以降も寝返らない子もたくさんいます。

    体を左右に揺らしてあげたり、うつ伏せにしてみたり、体を優しくひねってみたり。
    遊びながらアシストしてあげて、寝返り練習してみるのも良いでしょう。

    ・大人の食べているものに興味を示す
    よだれが出たり、口を動かしたり、目で追ったりする行動が見られます。
    そう…まずは、食べている姿を見せてあげてね!!

    ・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
哺乳反射の減弱といいます。
スプーンに慣れていないと、嫌がる場合もあるかも。
舐めさせてみたり、白湯やミルクをスプーンであげてみるなどしてみましょう。



コドモ:G5か月1日目でも、6か月30日目でもどちらも正解かもしれません。
赤ちゃんの様子・ママの気持ちを大切に、スタートさせましょう。



次男は5か月ちょうどの日にスタートしました。
IMG_0549
あぐらをかいて、太ももの上に乗せて背中は支えています。

~ぼくのスタート目安~
  • ◎首のすわりがしっかりしている
    △5秒くらい座れる
    ◎寝返りができる
    ◎大人の食べているものに興味を示す
    ◯スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
    ★4月からの保育園に向けて、少しでも進めておきたいから
    ★日曜日、パパも一緒に初めての離乳食をあげてほしかったから
    ★機嫌がよく、私もやる気になったから


参考:厚生労働省 
授乳・離乳の支援ガイド
生後5か月からの「離乳スタートガイド」
https://www.mhlw.go.jp/content/000808866.pdf


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管理栄養士 離乳食・幼児食アドバイザー 藤原朋未