Q:3回食になったときに気を付けるポイントはありますか?
A:「炭水化物」、「たんぱく質」、「ビタミン・ミネラル」の3つを意識しましょう。
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生後9~11ヶ月頃になると、3回食をスタートさせる目安の時期と言われています。
月齢はあくまで目安ですが、
離乳食スタートから約4か月…3回食の時期はあっという間にやってきます。
「1日3回も…!」
大変に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが自分の食事と同じ回数になる、だけです。
・・・と言いたいところですが。
やっと2回食に慣れたばかり、もう一度3回食への生活リズムへと移行しなければなりません。
ママも赤ちゃんも。
また少しずつ少しずつ、出来る日から3回食にしていきましょう。
この3回食は今後の生活リズムの土台になります。
そしてこの頃からは【食事から栄養を摂る】ことを意識していきましょう。
今日は、バランスの良い献立を作るポイントをご紹介します。
1.炭水化物(ごはん・パン・麺・いも類)
2.たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品)
3.ビタミン・ミネラル(野菜・果物・海藻類)
この3つをポイントにしてみてください。
あれ?脂質は?
脂質も重要な赤ちゃんのエネルギー源です。
ただ、脂質はたんぱく源となる食材そのものに含まれていたり、
炒め油などから無意識的に摂取している場合が多いです。
ですので、ポイントは3つ!
栄養学的な印象だと難しく聞こえますが・・・
ごはんを作る時、冷蔵庫を開けたとき、お買い物をしている時。「今日のごはんどうしよう」
そう考えながら自然と出来ているかもしれません。
【ごはんに味噌汁、メインはお肉かな、お魚かな…】
これでOKです。
みそ汁には野菜をたっぷり入れましょう。
気がむいたら付け合わせをもう一品。
たくさんの小鉢、毎日旅館の朝食を目指す必要はありません。
【今日はパスタにしよう。サラダをつけて。】
パスタがミートソースならこれでOK。
温かいスープがつけば尚良しです。
もしペペロンチーノの気分だったら…。
ベーコンを豚肉に変えてボリュームUPしてみましょう。
しらすのペペロンチーノも捨てがたい。。
たんぱく質足りないかな?そう思ったら、豆腐のサラダはいかがでしょうか。
離乳食は大人ごはんまでの練習。
大人ごはんからの「おすそ分け」「取り分け」で作れます。
・・・ということは?
まずは自分が食べている「大人ごはん」を見直してみてくださいね。
菓子パン・グラノーラ・卵かけごはん…もちろん「たまに」なら良いかもしれませんが
これらの食事から「離乳食」は作れそうにありません・・・。
自分のごはんの食材って赤ちゃんへ取り分けてあげられるかな?
毎日の大人ごはん、もう一度振りかえってみよう。
幼児食/妊産婦食アドバイザー


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管理栄養士 幼児食/妊産婦食アドバイザー 藤原朋未
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