離乳食用のスプーンの選び方ポイントをまとめます
(初期・中期編)


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まず素材に関してですが
肌なじみやくわえた時の感触などを大切にするなら、シリコンや木製がよいでしょうか。
洗いやすさや金額などで使い勝手が良いのはプラスチック。
幼児食への移行などを考えるとステンレスにも慣れてほしいかも?
と考える方もいらっしゃるでしょうか。


それぞれのメリットやデメリットがありますが
素材に関しては…
どんな種類でもOKです!!!

ここでは初期~中期食の赤ちゃん向けの
スプーンのサイズと深さを確認してみましょう。

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左から①②③④とします。

【横幅】
親指幅が目安でしょうか。赤ちゃんの口の1/2~2/3程度の幅が取り込みやすいサイズです。
ジャストサイズは④のフィーディングスプーンと呼ばれるものです。
口の開きが少ない初期のころは特にこの小さなサイズでお試しください。
全然のらないんだけどね…w
そのくらい少しずつあげていきましょう。

①は少し幅が広いでしょうか。
お口を横に広げ、唇全体を刺激できるのでスープなどの「すすり飲み」の練習には◎
おかゆなどのペースト状の一口サイズには向いていない印象です。



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【深さ】
離乳食を始めたころの赤ちゃんは口を閉じる力が弱く、食材を取りこむ力がついていません。
出来るだけ浅いスプーンを選んであげましょう。平らなくらいでちょうど良いです。
②は深すぎですね。中期後半~後期食以降が使用目安です。
③は根元部分が深いですが、先端は平らなため取り込みやすいです。
フィーディングスプーンで上手にお口が空くようになった頃に、
③のような少し幅を広げてあげ、深さの浅いスプーンへステップアップするとよいでしょう。

ちなみに③はダイソーの100均スプーンです!
フォークと2本セットだったので50円ですね。
潰しやすいように平らな作りになっているようですが、赤ちゃんにとっても取り込みやすい形状だなと思います。


【ひと口量】
スプーンの1/3~1/2を目安にのせてください。

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このくらいですね。

どうしても食べ進んでいくと、もっとのせちゃおう~となってしまうのですが。
「詰め込みすぎ」「丸のみ」の癖が付きやすいです。
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これはのせすぎ。

もし、赤ちゃんの「丸のみ」で悩まれている方がいらしたら
【のせる量】を見直してみてください!
スプーンの種類も大切ですが、それ以上にスプーンにのせる量を意識してあげるだけで
「赤ちゃんにとっての食べやすさ」は変わっていきますよ!!



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乳幼児食指導士・こども成育インストラクター
藤原朋未