離乳食初期から使えるたんぱく源、【しらす】
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※しらすの下ごしらえ、はじめての離乳食の方はこちら▼



離乳食後期ごろまでは、塩抜きが必須です。
しかし、完了期・幼児食以降ではしらすの“塩分”を活かして
調味料のように味付けのポイントとして使うのも便利です。

いや、もう、ごはんにかけるだけ。
それだけで十分おいしいですもんね。
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しらすごはん、セルフスタイル。


しらす干し、には微乾燥品と半乾燥品の2種類あります。
微乾燥品がいわゆる、【しらす干し】
半乾燥品は【ちりめんじゃこ】と呼ばれるものです。

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スーパーでしらすを買おうとしたら・・・
おや?釜揚げしらすがある。


見た目はほどんど同じ。
何が違うの??

【釜揚げしらす】は、釡でゆで上げたしらす(カタクチイワシの稚魚)。
茹でた後、干していないので「しらす干し」とは呼びません。
水分量が多く(77.4%)柔らかくふっくらしています。
塩分量が少なく、賞味期限も短め。


【しらす干し】は「釜揚げしらす」を軽く乾燥したもの。
水分量は釜揚げしらすよりも少ないですが(67.5%)、柔らかく食べやすいです。
塩分量は釜揚げしらすの約2倍。
賞味期限は少しだけ(画像では1日違いでした)長くなります。


【ちりめんじゃこ】はさらに乾燥させて硬く仕上げたもの。
水分量は低く(47.0%)、硬い食感なので離乳食には不向き。
塩分量は釜揚げしらすの約3倍。

サラダのトッピングやふりかけのように使うことが多いでしょうか。
ちりめんじゃこは水分量がかなり差がある分、使い方や一度に食べる量が違いますよね。


一覧にすると▼
スクリーンショット (34)


見た目がそっくりな釜揚げしらすとしらす干し
使い分けている方は少ないのではないでしょうか?


私も以前は全く気にしていなかったのですが(安いほう買ってた)
塩分量が2倍も違う、ということに気が付いて選び方をすこーしだけ意識するようになりました。

<しらす干し・釜揚げしらすの使い分け>
・塩抜きをする離乳食レシピでは【どちらでも】
・ごはんにかけるなど、そのまま食べるときは【釜揚げしらす】
・しらす和えなど調味料のように使う際は【どちらでも】

※しらす干しの場合は、醤油などのほかの調味料を控えていいな、としています。


しらす好きの次男。
しらすがあれば、テンション上がりよく食べてくれるので
つい、しらすを出しがちな私です。

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本人は、しらすであれば、干しだろうが釜揚げだろうがきっとどちらでもよいはず。
それならば、塩分控えめ、ふっくら柔らかな釜揚げしらすにしてあげよう。
食べる量が多い分、少し意識して選ぶようになりました。


しらすのレシピ▼
<離乳食>






<幼児食>






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管理栄養士  藤原朋未


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