幼稚園・保育園では食べるらしい…
うちの子の栄養は全て給食頼みです…!


そんな声を山ほど聞いてきました。
幼稚園や保育園という環境の効果は大きい。
でも、給食には子どもが食べやすくなるようなちょっとしたコツが隠れています。


私が初めて給食を作ったとき、保育園ならではの調理法にとても戸惑いました。
特に驚いたのは
こんな切り方??!
という、野菜の切り方🫢

こどもの口の大きさって思っている以上に小さいんですよね。
だからといって、みじん切り一択!というわけでもなくて。

今回は保育園給食の基本である野菜の切り方をご紹介します。
ご家庭で実践できるカンタンなものばかりなので、試す価値あり…!!


★葉もの野菜🥬
ほうれん草・小松菜・キャベツ・白菜など
小松菜n
ペラペラとした葉もの野菜は噛み切りにくく、口に残りやすいのでなるべく小さくを意識!
特に葉の部分は繊維を断ち切るように、横だけではなく縦にも数回包丁を入れてざく切りに。
根元の部分は、どうしても土臭さが残るので、潔く切り取ってしまうのが◎

<メニュー例>和えもの・おひたし・サラダなど

★にんじん🥕
カレーや肉じゃがなどの煮込み料理はお好みの切り方でOK!
一方で炒め物や和え物などのパパッと料理はにんじんだけ硬い…なんてことも。
火の通りが速く、口当たりがよくなるよう“繊維を断ち切る方向”に切るのがポイント。
まずは輪切りしてから細切りや短冊切りにしてみて!!
IMG_0037
<メニュー例>炒めもの、サラダ、汁ものなど

★玉ねぎ🧅
辛味が抜けやすく火の通りが良いのは繊維を断ち切る方向に切ること!
玉ねぎを縦半分に切ったら頭の方から薄切りにしていきます。
そのままだと長いので【半分の長さ】がポイント!
煮物に使うくし形切りも、そのままだと長いので半分カットが基本です🙌

新玉ツナポン和え工程n

★ピーマン🫑
苦味軽減なら縦切り!他の野菜と違って、繊維に沿って切ると苦味を感じにくい。
…とはいえ、全く感じないわけではないのでピーマンは【しっかり加熱】が基本。
加熱すればするほど苦味は感じにくくなるよ。
ピーマンn
みそ炒め、マヨ炒めなど、味付けでカバーしてあげるのも忘れずに。
そのままの長さだと長いので、ピーマンも半分カットが基本です。



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管理栄養士  藤原朋未