夫が1か月育休を取った話～前編～ : 保育園で働いていた管理栄養士藤原朋未がお届けする「ママ楽ごはん」

ただいま夫、一か月の育休を取っています。

って話をすると・・・
1か月も？！
すごい！
いいねぇ～
羨ましい！！

そんな声ばかり、かけていただきます。
世の中まだまだ、なんだなと実感。

産前の私は、まぁ心穏やかではなかったのでｗ
どうせ、ただの休暇になるだけでしょ？
期待してないわぁ。
新生児ってねんねばっかりなのに、、大人ばっかりいて何すんのさ。
ってゆうか、普段もっと早く帰ってきてくれれば育休なんていらんから！

とか、嘆いていましたよ。
可愛げゼロだよね。まぁ可愛げなんて言ってる余裕もなかったかぁ～

はじめは赤ちゃんのお世話全般をお願いする予定でしたが
【食事作り全般】に変更！！

夫は「料理はしない！」と断言していたくらい、キッチンには立たない人。
唯一する料理はミートソーススパゲティ。ご飯を炊くのすら、腰が重い。。

そんな夫に、1か月間の全ての食事をお願いすることにしてみた！
はじめは気が進まなそうでしたが。

まぁ、この先料理は出来たほうがいいよね。

と本人もやる気に。

私が風邪をひいたとき、お出かけのとき、ちょっとやる気がないとき、特別なとき・・・
「今日はパパが作ろう！」と自然な流れで言ってほしいぃぃぃ～！

そのためにも、私の密かな目標としては、
料理ができるようにではなく料理を好きになってもらうこと！
期待せず。文句を言わず。感謝を述べる。・・・産後メンタル、できるだろうかｗ

退院後、初日の晩ごはん。

肉じゃが～
　ド定番、攻めるタイプ。　ちゃんとレシピ本を参考にしてくれるあたり、さすがです。

からあげ～
　カプレーゼ作っちゃうなんて、気合を感じる！

ピー肉～
　焼きかぶもレシピ本から。作りおき用だけど、美味しくて食べきっちゃった。
　レシピがいいから？パパの腕がいいのよ～と褒めあうｗ

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豚丼～
　ランチももちろん、パパ担当。丼ぶりものやめん類中心に。

・・・肉、肉、肉ぅ～～～。
苦手な魚は作る気にならないそうな。

そろそろ魚が食べたいな～和食が恋しいなぁ～～と激し目につぶやく。

ほっけぇ～
　と無限すぎポテサラ&ほうれん草ごま和え&無限ピーマン
　じゃがいも何個使ったって言ってたかな？　翌日も、もちろんポテサラ。
　「好きなものはたくさん作りたい」そうな。
　ピーマンは少なかったから玉ねぎでカサ増しをするという技も繰り出した。

かじき～
　きんぴら&卵炒め
　彩りまで考えちゃう余裕も出てきてる。

はじめて数日は、
・くし形切りってなに？
・適量ってやめろ。
・作り方分かりにくい…！

と、レシピへの不満がまぁ多いこと。
一方でレシピを作る側の私としては、かなり勉強になりました。

2週間が過ぎた頃、寒くなってきたから「おでん」をリクエスト。
具材を買ってきて、なかなか作りださないな～～～と。

大根だけでも茹でたほうがいいんじゃん？
と口出ししてみたら…

レシピを見て・・・
えぇぇぇ～～おでんってこんなに時間かかるの？！
知ってたら早く言ってよ！
ただ、つゆで煮込むだけだと思ってたそうです。

下茹でしたり、油抜きしたり、結構手間なのよね。
それにしては、ごはんが進まないとか、ウケもイマイチだったりするのよねｗ