いよいよ夏休みですね。
わが家の長男は1年生、学童のお弁当作りが始まってしまいました。
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今回は、こどものお弁当を作る際の衛生管理についてまとめます。
真夏のお弁当作り。
こども達が安全に食べられるよう、今一度お弁当の衛生について確認しましょう!


**目次**
こどものお弁当~衛生管理の4つの基本~
 ➀手指・調理器具は清潔に
 ②しっかり加熱
 ③よく冷ます
 ④汁気はよく切る

夏は要注意~追加4つの衛生管理~
 ⑤抗菌作用のある食材を活用しよう
 ⑥果物は別容器に
 ⑦保冷剤・保冷バッグを使おう
 ⑧冷凍・レトルト食品を活用しよう




こどものお弁当~衛生管理の4つの基本~
➀手指・調理器具は清潔に

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基本のキホン。
調理前はもちろん、野菜を洗った後、肉や魚、たまごを触った後、盛りつけをする前など
工程が代わるタイミングは手洗いのタイミングです。
調理の途中で、こどもの鼻水かんだり、おむつ替えしたり…なんてこともありますよね?
そのままの手で決して調理に戻らないよう注意しましょう!

調理箸、キッチンバサミ、お弁当箱も清潔なものを使います。
盛りつけの際は、手袋を使うと効率的かつ安心です!IMG_0008

②しっかり加熱
表面だけでなく、中までしっかりと加熱しましょう。
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お弁当の定番たまご焼きも半熟はNGです。
出来上がりは切って中まで加熱されているか断面を確認するのが◎
また、ちくわやかまぼこ、ソーセージもお弁当では加熱が基本です。
ケチャップやソースなども【冷蔵庫に保存してあるものは全て加熱する】と覚えておくとよいでしょう。


③よく冷ます
しっかり加熱したら、次はよく冷まします。
熱を持ったおかずやごはんを入れてお弁当箱の蓋を閉めると蒸気がこもります。
これがお弁当を傷みやすくする原因に。
そして、この冷ますのが意外と時間がかかるのですよね…。
お皿や網などにあげると蒸気が早く逃げやすいです。
・ごはん
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平皿に広げて、濡れたペーパーを被せます。
広げることで、熱が逃げやすくなります。ペーパーを被せると乾燥を防ぎます。

・加熱後のおかず
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カットした後、皿へ移します。
加熱したフライパンやレンチンした皿は熱いので、別のお皿に移してあげることで
熱が逃げやすくなります。
また、大きなおかずはカットしてから冷ますと早か温度が下がります。

④汁気はよく切る
お浸しや白和えなど汁気の多いおかずは不向きです。
煮物などは汁気をよく切って。
塩もみした野菜や茹でた野菜などの水分はペーパーで汁気をぎゅっと絞りましょう。
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さて、ここまではお弁当のキホンです。


次は
夏場に特に気をつけたい~追加4つの衛生管理~

⑤抗菌作用のある食材を活用しよう
梅干し・酢・生姜などの食材は抗菌作用が期待できます。
これらの食材を積極的に取り入れましょう!
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調理例)
梅:梅和え、ごはんに梅干しを入れる
酢:マリネ、酢の物、甘酢炒め
生姜:しょうが焼き、しょうが入りそぼろ

⑥果物は別容器に
食後のデザートや彩りにフルーツを入れることも多いのではないでしょうか?
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ヘタや軸には汚れがついている場合があるので、取ってからよく洗いましょう。
また果汁(汁気)が出やすいものは、別容器に入れるのがベスト。
お弁当箱に入れる場合は、お弁当カップなどできちんと仕切るのが◎


⑦保冷剤・保冷バッグを使おう
保冷バッグ・保冷剤はマストです。
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保冷機能つきのお弁当箱などもありますので、それを使うのもいいでしょう。
冷気は上から下に動くので、保冷材は蓋の上が◎
動かないようにゴムなどで留めておきましょう。

ちなみに、シリコン製のお弁当カップは夏場は避けています。
(隙間に洗い残しがあるかもしれないため)
使い切りカップを使うことで、より安全性が高まります。
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⑧冷凍・レトルト食品を活用しよう
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自然解凍できるおかずは【保冷剤】としても役立ちますね。

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最後に・・・
長い長い夏休み。
これから頑張るぞ!と気合が入っている方もすでにくじけそうな方も。
共に乗り越えましょう~!
慣れた頃には夏休み終わってるのかな・・・。
まずは安全第一で。毎日の給食に感謝して。

やっるっぞ~~!

参考

農林水産省 お弁当づくりによる食中毒を予防するために

厚生労働省 家庭での食中毒予防






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管理栄養士  藤原朋未